フィットネス業界の会社に転職(就職)を考えている方に、効率よく情報収集をしていただくために役立つ情報を提供します。

フィットネス業界に転職したいと考えていますが…

以前からフィットネス業界に興味があり、転職したいと考えています。今はスポーツやフィットネスとは関係ない会社で、専門知識も資格もありませんが、チャレンジすることは可能でしょうか?(32歳女性)
志望動機が強くあればチャレンジ可能です。
専門知識や資格よりも、実務経験があるほど有利になりますが、最近では未経験でも採用する企業が増えてきました。

また、フィットネス業界における職種や専門分野、働き方は様々で、募集する会社によっても大きく異なります。自分がやりたい仕事の内容、専門分野、給与など希望する条件にマッチするかどうか、事前に方向性を決め、リサーチをしっかりすることが大切です。

フィットネス業界へ転職

転職で一番気になるのは、年齢、給与などの待遇や勤務条件であると思います。求人募集の広告では年齢制限が無くても、実際のところ年齢は採用に影響します。年齢は給与と大きく関係することや、フィットネス業界の現場特有の勤務条件も理想と現実にギャップがあるケースが多いので注意が必要です。

年齢と転職後の給料の問題

まず年齢についてですが、転職を希望する人の年齢そのものが問題ではなく、一般的に年齢が高くなるほど本人希望の給料金額の水準が高くなることが問題になります。

例えば、社会人経験がほとんどない20代前半で月給20万円の給与なら、本人的には問題ないという人がほとんどです。しかし、社会人経験が10年以上の30代で月給30万円もらっている人が、転職して月給20万円では難しいでしょう。

フィットネス業界に転職してチャレンジしようとする場合、今までの仕事で得た経験や能力を活かせるなら月給30万円というように、前職の給料水準が考慮されますが、経験や能力が活かせない、まったくの初心者なら月給20万円からスタートするようなイメージで、新卒の初任給の水準が目安です。

フィットネス業界の転職に限らず、転職後の給料の金額は、これまでの経験や能力をフル活用できなければ前職よりも低くなります。

一時的に給料が低くなったとしても、将来性のある会社を選ぶことができれば、将来のキャリアアップや昇給できる可能性が高くなります

 

転職後の勤務条件について

フィットネスクラブに正社員で転職したい場合、大手の総合フィットネスクラブの会社はシフト制のフルタイム勤務、引っ越しを伴う全国転勤ありの勤務条件の会社が多いです。

引っ越しを伴う転勤が難しい場合は、エリア限定の正社員制度がある会社を選ぶ、もしくは全国展開していない地域が限定されている会社を選びます。※エリア限定社員の場合、全国転勤ありの社員より基本給が10%程度低くなります。

シフト制のフルタイム勤務が難しい場合は、パートタイムのアルバイトか、業務委託契約(フリーランス)を選ぶことになります。

以上のように、勤務条件によって雇用形態(正社員、契約社員、アルバイト、業務委託契約)がある程度決まることを頭において、各社の求人情報の勤務条件の項目を見ていくことが大切です。

志望動機を強く求めるフィットネス業界

フィットネス業界への転職活動において最も重要なのは、まず専門知識や資格よりも「運動する喜びや楽しさを多くの人に伝え、喜んでもらいたい」といった志望動機があるかどうかです。

なぜならフィットネス業界の仕事は、運動する施設やプログラムなどを多くの人に提供し、利用料や会費をもらうことで成り立つサービス業だからです。

また、フィットネス業界で働く人はモチベーションが高い人が多いので、採用担当者は強い志望動機を求めてくる傾向があります

転職後の職種を考えておく

フィットネス業界では様々な働き方があります。ジムやプールなど施設利用者をサポートするインストラクターや、スタジオプログラムを担当するスタジオインストラクター個別にトレーニングサポートするパーソナルトレーナーなど、いわゆるスポーツインストラクターになりたいのかどうか。

また、将来はフィットネスクラブの店長や本社管理部門でマネジメントの仕事がしたいのかどうかなど、自分の将来の方向性を考えて転職活動をする必要があります。採用面接で「将来の方向性について」は質問されやすい項目なので、困ることがないよう考えておきましょう。

 

専門分野の未経験は転職に不利?

スポーツインストラクターとして転職する場合は、自分自身のトレーニングなどに実践経験は当然ながら、お客様に安全で効果的な方法で専門分野の知識やスキルを教えることが仕事です。

経験が豊富で専門分野に長けている人は当然有利になりますが、実際はそうならないことも多くあります

フィットネス業界は今、大きな変革期を迎えており、新しい業態や事業を展開している企業が積極的に人材募集をしているのですが、求人広告を出しても応募が集まりにくい状況になっています。

そのため、未経験の人でも人物像を重視し、サービス業に適性があり、チャレンジできる人を正社員として採用する企業が増えてきました

専門分野の知識や経験が不足していても、入社後の努力で十分に活躍することが可能なので、強い志望動機があるならチャレンジすべきと思います。